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【個別支援】シール貼りの段階別ねらいまとめ

更新日:4 日前

シール貼りは、子どもたちが楽しみながら取り組めるだけでなく、手先の器用さ・集中力・視覚認知・学習の基礎力など、多くの力を育てられる万能な活動です。

個別支援では、子どもの発達段階に合わせて課題の難易度を調整しながら取り組むことで、「できた!」という成功体験を積み重ねることができます。

今回は、実際に行っている5つのシール貼り課題について、それぞれのねらいと目的をまとめました。


①指定された丸の上にシールを貼る

ねらい:手先の基礎・位置合わせ・成功体験の積み重ね

・シールをつまむ・はがす・貼るという基本動作の練習

・指先の力加減や動きのコントロールを育てる

・「ここに貼る」という位置合わせの基礎を身につける

・初めての子でも取り組みやすく、達成感を得やすい






② 上から同じシールを貼る(絵・数字・柄など)

ねらい:視覚認知・マッチング力の育成

・「同じものを見つける」視覚弁別の力を育てる

・形・大きさ・向きなどを見比べる練習

・完成がわかりやすく、達成感につながりやすい






③ 指定された色の通りに貼る(見本を見て貼る)

ねらい:視覚認知・模倣力・ルール理解の育成

・見本をよく観察し、同じ色・同じ配置で再現する力を育てる

・色の識別や色名の理解を促す

・視覚情報を読み取り、行動に移す力を伸ばす

・見本と自分の作業を見比べて修正する自己モニタリングの練習





④ ③の課題の縮小版

ねらい:巧緻性の向上・複数課題の同時処理

・小さいシールを扱うことで指先の細かい操作を鍛える

・色の再現+細かい位置合わせという複数の要素を同時に処理する力を育てる

・集中力の持続を促す

・目と手の協応(手元を見ながら正確に貼る力)を強化




⑤ 上から同じひらがなを貼る

ねらい:文字認識・視覚認知・学習準備の強化

・ひらがなの形を認識する練習

・文字のマッチングを通して読み書きの前段階を育てる

・似た形の文字を見分ける視覚認知の力を養う

・文字に親しみ、学習への意欲を高める



シール貼りは、

・手先の器用さ

・視覚認知

・集中力

・ルール理解

・学習の基礎力

これらを遊びながら育てられる、とても優秀な個別支援活動です。

難易度を段階的に設定することで、子どもたちの「できた!」が積み重なり、自信や意欲につながります。


子どもたちの成長は、一歩ずつでも確実に積み重なっていきます。これからも、その一歩を一緒に喜びながら、日々の支援を続けていきたいと思います。

 
 
 

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