9月27日の集団活動は、災害時の備えについてのお話をしました。
「9月1日は防災の日です、漢字で書いたら『災害を防ぐ』と書きます。今から約100年前にとても大きな地震があったんです。たくさんの人が亡くなりました」「え~やだ~」「そう、いやだよね。なので災害が起きても、普段から準備をして命を守ろうねという日を作ったんです。」
「災害って何かわかるかな?」「地震!」「台風!」子どもたちはよく理解していました。
防災の紙芝居「まっくらていでん どうするどうする」を読みます。物語は地震で停電するものの、備えがあってよかったねという内容です。
「紙芝居の中にも出てきたけど、地震や台風があったら電気、ガス、水道が止まってしまっていつもの生活ができなくなるのよ。ご飯も作れないの」「スーパーやコンビニも食べ物がないかもしれないね」「救援物資が届くには時間がかかるかもしれないから、ふだんから準備しておくんですよ」かのんキッズは「へぇ~」「そうなんだ」と受けとめていました。
「みんながかのんにいるときに、もしものことがあっても大丈夫なように、準備しているものです」備蓄品の一部を持ってきて実際にかのんキッズに見てもらいました。
「わあ~ラジオがある」ラジオは以前の避難訓練で使用したため覚えているかのんキッズもいました。「先生、ランタンをつけてみたいよ」「電池を入れてみようね」
ハザードマップについても説明をしました。「みんなの家に送り届けるときに、危険な道がないか確認するんだよ」
キッズデイかのんでは登録された際に、緊急医療情報カードをご家族に記入していただいていおります。「避難したときに、みんなが飲んでいるお薬とかすぐにわかるように大事なものです。ひとりひとりあるんですよ」「私のある?」「ありますよ!全員分」
非常食のビスケットを食べてみましょう。「あ、先生、いけるよ!」非常食を食べる訓練は以前BCP研修で同じグループになった他事業所さんから聞いてかのんでも実践してみました。ビスケットは嚥下がうまくいかないお子さんでも、水や牛乳に浸すと食べやすいです。非常食の代表と言えば乾パンですね。かのんでは準備していませんが、乾パンは日持ちが長く、一つ10Kcalなのでエネルギー計算がしやすいです。
「今日、お勉強したこと、家でも話してみてね。家でも準備しているものをきいてみてください」「は~い」災害時の備えについて考えるきっかけになってくれたらと思います。
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